7月14日

本校建築科3年生の皆さんが、課題研究の一環として、1年生のロッカーに間仕切りを設置してくれました。限られたスペースの中で、より快適に、そして機能的に使えるようにと、工夫を凝らしたデザインと丁寧な施工によって完成したその間仕切りは、まさにものづくりの力後輩を思う心が詰まった素晴らしい作品です。

この取り組みによって、1年生はこれまで以上にロッカーを有効活用できるようになりました。日々の学校生活が少しでも快適になれば、3年生の皆さんの努力は何よりの贈り物です。1年生の皆さんには、ぜひこのロッカーの中に込められた先輩の思いを感じ取り、「ありがとう」という感謝の気持ちを忘れずにいてほしいと思います。

来年度には2年生分の間仕切りを、再来年度には3年生分の間仕切りを製作する予定です。こうして全ての学年のロッカーが整備されていくことになります。この活動が、建築科の課題研究として、あるいは本校の伝統として、次の世代へと引き継がれていくことを心から願っています。

学年を超えて、技術と思いやりがつながっていく姿に、工業高校ならではの教育の力を改めて実感しています。3年生の皆さん、立派な取組をありがとう。そして、後輩の皆さん、いつかその思いを、また次の世代へつなげていってください。



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